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「う、ぅぁあぁあぁっ!」 ドアの外階段の下 愛くるしい兄さんの恐怖に染まった悲痛な声。 「にいさんっ」 がちゃりとドアの鍵を開ける。 懐かしい家、階段を降りていく 「にいさん!にいさ、ん…?」 そこには、迷彩服の男と、太股から紅いモノを流す兄さんが倒れ込んでいた。 兄さんの体から出てくる紅いモノ…所謂血、がリビングの床を真っ赤に染めた
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