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思い出せばつい数年前のこと。 思い出して腕の傷跡を指でなぞり、伸びている爪を食い込ませた 腕にも、足にも、背中にも 僕の体は傷跡だらけだった。 母さんが泣いている夢をよく見る。 その夢には色がない。 白と黒。 落ちていく涙と噛み締めた唇から流れていく血だけに色がついていた。 毎日、毎日 ツラくて仕方なかった
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