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何時間も雨に濡れた凜が家に帰ると滝川がびっくりしてタオルを用意した。
「お嬢様...どうなさいましたか?とりあえずお風呂に...」
そういって凜に入浴するように促した。
凜がお風呂に入ってる間滝川はずっと凜にスープをこしらえてた。
お風呂から上がってきた凜は突然滝川に抱きついた。「お嬢様?」
「今だけでいいからこうさせて...安心するの。」
滝川の手が震えた。
とりあえず凜を寝かせてスープを飲ませた。
「お嬢様?何があったんですか?」
スープを飲みながら涙をこぼす凜に滝川が暖かい言葉をかける。
「もちろん、天使議員にはしゃべりません。」
凜にとって唯一の救いが今まで必要ないと思っていた滝川だった。
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