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主人公、天使凜(あまつかりん)は国会議員の娘で小さい頃からわがままし放題。
凜は小さい頃に母をなくしており...
父とふたりで暮らしている。
兄がいるが海外で結婚をしており今は別居中であった。
父がいないとき凜の世話をするのが秘書の滝川である。
凜は17歳で有名進学校に通ってる。
「凜ー。遊ぼう！」
もちろん外見も頭も良い凜は友達も多く人気であった。
彼女の存在を知らない人はいないくらいに...
ただ彼女に恋人はできなかった。
「天使は可愛いよな？」
「でも議員の娘だろ？めんどくさい。」
こうして恋人はできず、17年間お金だけを信じてきた凜だった。
もちろん凜に憧れてる人も多かったが憧れでおわってしまった。
あくまでも上辺だけ...
17歳になった凜にはそんなこと理解できている。
お金はあっても凜は淋しかった。
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