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その夜滝川がソファーで寝ていたので凜は...ベッド来ていいよ?肩とか痛くならない?
「えっ...でも...」
滝川は戸惑っていた。
「遠慮しないでよ。」
そういう凜に滝川は躊躇しながらベッドに入る。
「お父さんに後ろめたい?」
「いいえ...認めてもらえるまで天使議員に頼みますから。」
凜は珍しく滝川の前で笑顔を見せた。
滝川は凜の笑顔が好きだった。
「学校...転校しましょう。それでしばらくは僕の家にいてください。」
「えっ?」
「許可なら僕がとります。」
滝川の優しさに凜は流されてしまった。
でもそれでよかった。
「ありがとう...滝川。」
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