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凜はマスコミが引き上げた頃家に戻って荷物をまとめて滝川の家へ行った。
「転校の書類書いていただいてきました。」
「いつのまに...」
凜は滝川の行動の素早さに驚いていた。
「それから凜...交際許可していただきました。」
滝川はうれしそうに凜にそういった。
「本当?」
凜もうれしそうに言った。「凜を泣かしでもしたら許さないとおっしゃっていましたよ。」
滝川は笑顔でそう言った。「お父さん意外といいやつじゃん。」
凜も笑顔だった。
「これからは凜にとって新しい人生です。僕が一生幸せにします。約束します。」
そう滝川は言いながら凜にペンダントを付けてあげた。
「これ、シルバー925じゃん...」
「凜お嬢様には輝いていてほしいので。笑顔でいてくださいね。」
こうしてふたりは新しい扉を開いたのだった。
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