やさしさ...

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それからしばらく凜は彼氏の淳と交際していた。 「淳、どこ行く?」 淳は誰よりも凜に優しさを注いだ。 「カラオケ行こう!凜が好きなだけ歌ってよ。いつもストレス多いだろうしさ。」 「ありがとう...淳。」 好きなだけ歌って淳に好きなだけ甘えられて凜は幸せだった。 「淳...好き。」 凜がそういうとキスで答えてくれた。 オレも...って。 凜にとっては人を好きになることなんて生まれて初めてだった。 「私今まで人生は金だって思ってた。みんな上辺だけの付き合いで、ホントの友達もいなかった。淳がいてくれて幸せだよ...」
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