15人が本棚に入れています
本棚に追加
†
ある大きい国に、男の子と女の子が剣術を競い、争っていました。
男の子は王族の息子、時期王子で、女の子は王の部下の娘。
身分を乗り越えて、二人の強さは国を轟かせていました。
男の子はただひたすら強い剣士になる為に。
女の子も同じく誰よりも強い剣士になる為に。
しかし、勝負はいつも女の子の勝ちでした。
ですが、それは力の差の無い子供だったから。
段々と縮められる差に、女の子は剣士への道を諦めかけていました。
それと同時に、男の子へと特別な感情を抱いていたのです。
恋心ではない、何かを。
†
最初のコメントを投稿しよう!