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やがて体も女性に近付いた女の子は、剣術を辞めてしまいました。
ですが、その途端、女の子の父親と男の子の父親が、言い争いを毎晩繰り返す様になりました。
女の子の母親も、男の子の母親も不慮の事故で死亡。
二人にはそう知らされていました。
ですが、ある日、父親達が言い争う部屋の扉の前で、二人は会話を聞いてしまったのです。
この国を納めるのは、私の息子だ。
血筋を考えれば妥当だろう、と。
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