93人が本棚に入れています
本棚に追加
「おい、なんだその部屋の荷物は」
「あ、あぁ。武器さ」
「はぁ。そういえば川原、お前確か仮出所中だよな?」
「あぁ、まぁ」
「気をつけろよ?
お前、四課長に目付けられてるからな」
「じょ、冗談じゃねえ。なんで俺が…」
「さぁな。ま、とにかく気をつけろ。
俺はこれで帰る。じゃあな」
葛西は帰っていった。藤原たちはまた個室に戻り、武器を物色しだした。
「俺にも拳銃を」
「はいよ、20万だ」
高崎はガバメントを手に入れた。残金は10万。高崎は残りの金を食糧に回すことにした。
「一番高いのって何?」
「ん?あぁ、これさ」
川原が指をさしたのは、重厚な造りの鎧だった。
「これは…武器じゃなくて防具だろ…」
「ははは…まぁまぁ。こいつは100万だ」
「買いたくないな…」
「ならこっちはどうだ?
知り合いの軍人から裏ルートで手に入れた機関銃だ。これも100万でどうだ?」
「さっきの鎧よりこっちの方が断然いいな」
「買うか?」
「よし、買おう」
「決まりだ」
山本は機関銃を手に入れた。
「こいつはMP5A4。アメリカ軍が使っている短機関銃だ」
「ひゅう。こいつはいい」
「大事に使いな」
最初のコメントを投稿しよう!