第二章

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  「わざわざ御苦労じゃった。また一週間後入学式で会おうぞ」 三人は礼を言って退出した。 「イェルと、ティアナだっけか? お前ら入学式までどうするんだ?」 「俺は一旦家に戻ろうかと思ってる」 「……イェルと一緒」 「そっか、じゃあ一週間後だな。んじゃ! 転移」 一人で喋って一人でお別れをしてしまったシン。 「はぁ……、じゃあ俺も行くわ。またな、ティア」 「うん……、またね?」 「あぁ、……転移」 「ばいばい」 一週間後また会うことを約束し二人も別れた。 ――― ―― ―  
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