第三章

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  「残念、人違い」 予想だにしなかった背後からの声。 「「!!」」 未だ薄暗い森の中、 漆黒のローブを纏ったヒトがいた。 フードで顔は隠されており、わずかに口許だけが覗ける。 「黒とは、嫌な奴に会っちまったぜ」 「そうね、軍の狗が何故こんな森にいるのかしら?」 「……白、反政府軍」  
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