〓Chapter-25〓

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「なんで朔夜が知ってるわけ?私まだ言ってないよね?」 朔「あぁ、聖くんから聞いたよ。ちょうど彼がアメリカに行く前だ」 あぁ…そう言えば、実家に行ったって言ってたっけ…その時か… 「ゴメン…帰国してから自分の口から報告するつもりだったんだけど」 杏「別に構わないさ。それにしてもマジメだな、聖くんは。わざわざプロポーズの報告にまで来て。で?プロポーズはなんて言われたんだ?聖くん照れちゃって教えてくれないんだよ」 「言わないし///////」 朔「お、赤くなった。なんだ?プロポーズを思い出して赤面か?」 照れて赤くなった私をからかう朔夜。 「うるさいよ朔夜。普通父親って娘を嫁には出したくないモンじゃないの?」 朔「俺の分まで淋しがってるヤツがそこにいるからな…」 そう言って朔夜が指差す先には聖夜。心なしか目が潤んでいる気がする…
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