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「何言ってんの?まだ結婚する気がないなら、プロポーズ断わってるよ。私は別に早いと思ってないし、私が結婚する相手は聖しかいないって思ってるから、私はできるだけ早く結婚したいと思ってるよ。それで後悔しない自信あるから。それとも、聖は私に後悔させるつもりなの?」
聖「いや、そんな。玲奈に後悔させるような事、俺がするわけないだろ!?」
「そう、ありがとう。だったら、そんなに不安にならなくてもいいじゃない。確かに、お互い仕事が忙しいから具体的な話は全然進んでないけどさ…今度ゆっくり話そう?結婚式の事とか、いろいろ」
聖「あぁ…そうだな。俺、焦ってたかもしれないな…もう30だし…なんかもう時間がない気になってた」
「大丈夫。30には見えないから。私だって不安なんだよ?聖かっこいいから、早く結婚しないと誰かに盗られちゃうんじゃないかって…でも、結婚ってそんなに焦ってしてもうまくいかない気がするし、二人のペースでゆっくり進んでいこう?」
私はそう言うと、聖の首に腕を回して頬にキスをした。
聖「そうだな…俺、玲奈ことになると余裕無くなって…駄目だな。もっとしっかりしないとな」
そう言って聖は、私を優しく抱きしめた。
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