2話「入学式」

2/8
前へ
/45ページ
次へ
衝撃?の告白から2日がたち、今日は入学式だ。 自分の準備をしていたが、ネクタイがうまく結べ無くて鏡とにらめっこしているとインターフォンが鳴った。 三「彩~、おはよぉ」 彩「あっ、おはよー入っていいよ」 三「おじゃましまーす、ん?何やってんの?」 彩「ネクタイがうまく結べないんだよ」 三「しょーがねぇなぁ、オレが結んでやるよ」 三彦は、立ったままオレの首に手をまわし、ネクタイを結びだした。 顔が近い。 彩「ばかっ!苦しいよ」 三「お前が動くからだろ、ちょっとしゃがめ」 彩「痛ぇよ、ひっぱんな」 半端無理やりしゃがまされ、三彦がオレに跨がってネクタイを結ぶ。 顔が、ますます近くなる。 彩「ちっ、近けぇよ」 三「んっ?なんだよ?」 三彦は、ネクタイを結び終わっても一向に退こうとしない。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

59人が本棚に入れています
本棚に追加