1話「きっかけ」

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1話「きっかけ」

今オレは、寮の前にいる。 彩「ここが大空寮かぁ」 中に入り自分の部屋を探した。 彩「102…102おっ、あった」 これからからオレの住む部屋の前には家から送った荷物が積まれていた。 彩「こりゃ大変だぁ」 さっそく一番上にある荷物に手をかけたとき ?「こんにちはっ!」 彩「うわっ!」 後ろから声がした。 びっくりして後ろを見ようとしてバランスを崩し、相手の上にのしかかってしまった。 ?「いって~」 彩「あっ!すみませんっ!!」 急いで相手の上から退いて謝った。 ?「いいって、いきなり話かけたオレが悪いんだ」 彩「オレ暦坂彩っていいます」 ?「オレは、川野三彦だ。この102号室の隣りの103号室に住んでんだ、よろしくな!」 彩「よろしくお願いします川野さん」 三「三彦でいいよ、そのかわりオレも彩って呼ぶからな?」 彩「あ、はいっ」 三「敬語もだめ!同級生だから」 彩「あっ、同級生なんですか」 三「敬語!」 彩「あっ、ごめん」 オレは、下を向いて謝った。 三「よしっ、さっさと荷物片付けるぞ!オレも手伝うから」 彩「ありがとう」 オレは、三彦に笑いかけた。 2人で荷物を運び入れ整理をしていると、三彦が話かけてきた。
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