1話「きっかけ」

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彩「何?三彦」 三彦は、真剣な顔で言った。 三「彩って、こういうのに興味あんの?」 彩「こういうのって…あっ!」 三彦が持っていたのは、オレの男としての宝物だった。 彩「しょーがねぇだろ!男なんだから///」 三「ふ~ん♪」 三彦は、ニターとした顔でオレを見つめた。 彩「本当は、大空校じゃなくて海原校に行きたかったんだ。そうすればきっと、可愛い彼女とか作れたはずなのに…」 三「へ~、…でも」 三彦は、少し間を開けたあと笑顔で言った。 三「この大空高校に来たから、おれと友だちになれたんだぜ!」 “友だち”高校での新しい“友だち” 彩「友だちかぁ」 三「そーだ!オレと彩は、今日から友だちだ。この高校生活楽しくやろうぜ!」 三彦は、さらに笑顔になった。 彩「おうっ!」 オレも三彦に負けないくらいの笑顔で言った。
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