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けど、オレも三彦もまだであったばっかりだろ?だから…“親友から”始めないか?」
三「彩…」
三彦は、下をむいて少しのあいだ沈黙した。
そしていきなり抱き付いてきた。
三「オレのこと嫌いにならないの?」
彩「あたり前じゃんオレそういう偏見ないし」
三「ありがとう…うぅ」
三彦は、嗚咽を漏らしながら言った。
三「ヒック…彩、これからよろしくなぁ」
彩「ああ、よろしく」
しかし、オレはこの時こんな優しくしたことを少しだけ、少しだけ後悔することなるなんて、この時は、まだ微塵も思っていなかった。
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