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スターは武器の扱いや武器を用意するのが得意だった。あの日も武器を用意したのはスターだった。
「少しは落ち着いたらどうだお前ら。
今俺達がどれだけヤバィ状況にいるのかわかっているのか?」
そう二人を一喝したのはレオンだ。
いつも冷静な彼も今の状況では冷静ではいられないらしく、おきつきなく足を揺らしていた。
彼の過去はよくわかってはいない。だが頭はいいらしく、今回集まったチームではビッツの右腕を勤めるほどだった。
彼には色々は噂があった。プロの殺し屋だとか、潜入捜査官だとか。それも彼の過去が不明確である事と武器を使う事がひじょうにうまいからたった噂であろう。
「確かに今はかなりヤバィ状況だ。金もないし、警察だって街中にウヨウヨしてる。俺みたいなのは真っ先に目をつけられちまう」
そう言いながら汗をぬぐったのはトンプソンだった。
トンプソンは治安の悪い場所て生まれ育ち。15才でギャングになった。それから数年で50人ほどを束ねるギャングのリーダーになった。だがトンプソンはマフィアに手を出してしまい、ギャングは解散しトンプソンはマフィアに大金を積み命は助かったのだ。
今では彼は金も人望もなくなってしまったのであった。
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