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「亮ちゃん、もうあんな危ない事せんといてな?僕ハラハラし過ぎて心臓もたんよ…」
次の撮影現場へと移動する車内、俺の隣に座った大倉が俺の手を握りながら言ってきた
その手は、まだ震えてた…
大倉の優しさが伝わってくる。
でも素直やない俺は
「えー…俺は平気やで。お前が勝手にハラハラしとるだけやんか。だから俺は止めへんで!笑」
と言って大倉を困らせた。
またやったら今回みたいに手を掴んでくれるやろ?
俺が危ない事したら構ってくれるやろ?
俺の事心配してくれるやろ?
だからやめられへん。
絶対に…
そして今も大倉に怒られてます。
「亮ちゃん!!!危ないやろ!!?はよ下りて!!!」
「大丈夫やって!!!」
end
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