171人が本棚に入れています
本棚に追加
8月が終わり、リハビリも順調だった。
始業式。
みんな合宿で真っ黒の中、一人だけ青白い…
そんなことは気にせず、いつものよぅにサッカーをして、帰ろうとしたところ、
監督に呼び出された…
「お前はもぅいらない…」
僕はそのまま帰り、親にも言えず、次の日から学校さえ行けず、毎日公園でサッカーだけをしていた。
一人でさみしいサッカー。
なんの為に今までやってきたか。
なんの為に足を治したか。
すべてわからなくなった。
よくリストカットををする人間がいる。
でも僕の場合。毎日自分の足に学校をサボった日、一本ずつカッターで傷を作った。
最初のコメントを投稿しよう!