アストライア

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翌朝、筋肉痛と短い睡眠時間から涼は朝から疲労困憊という表情をしながら朝食を頬張っていた。 「しけた面をするな。こっちまで気分が重たくなる」 「しょうがないだろ。内伝の後遺症に加えてアストライアについて夜遅くまで考えてたせいで寝てねぇんだから」 ダイニングテーブルの上でねこまんまを食べていたセイは顔を上げ、涼の方を真剣な面持ちで見上げる。 「涼、お前どうするつもりだ?」 「どうって………何が?」 「あのアストライアとか言うのに関わる気か?何もお前がそこまでする必要はないんだぞ?」 涼は箸の先をくわえながら「う~ん」と唸り声を上げながら色々と考える。その様子を見ていたセイは「まぁどうでもいいがな」と呟くと再びねこまんまにかぶりついた。
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