――壱――

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『ただいま、姉さん。 やっぱり 僕達を結んでくれるものはこの世にはないみたいだ。 嗚呼、姉さん。 顔に蟲がついてるね。 何処からこんなに湧いてきたんだろうね。 嗚呼、姉さん。 今日も本当に綺麗だ。 街には姉さんより綺麗な人は居なかったよ。 これ姉さんに似合うと思って買ってきたんだ。 ほら、やっぱり似合う。』 end.
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