――壱――
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「兄さん、兄さん! これいらんかい?」 市場の脇道、用品店が並ぶ通りで紺色の服を着た露天商のオヤジに呼び止められた。 立ち止まると堰を切ったように言葉を繰り出す。 「此はね、遠い国のお殿様が一向に振り向かない女に送った物さ。 その女は振り向いたかって? 嗚呼、もちろん振り向いたさ。こんな綺麗な物を送ったら振り向かない女なぞいやしませんよ。」 と一気にしゃべりニタリとわらう。
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