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ある日の夜のことだった。僕はバイクで細い路地を通っていた。普段は人もほとんど通らず、街灯は無いので見通しの悪い道だったが、目的地までの近道なので仕方無く通ることにした。丁度道に入ってすぐのところだった。僕は人を跳ねてしまった。暗くて気付かったのである。
「大丈夫ですか!?」
慌ててバイクから降りてその人を抱き上げた。その女の人は頭から血を流しぐったりとしていて返事は無かった。
僕は急いでバイクでたまたまあったすぐ近くの病院へ向かった。
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