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小町
『あのー、映姫様?』
説教が始まり30分程が経った頃
小町は唐突に口を開き上司の名を呼んだ
映姫
『まだ説教中ですよ。異論は認めません』
小町
『そろそろ仕事が……』
映姫
『………今回はこれだけで許しておきます。では仕事に戻ってください。サボって遅れた分を取り戻すのですよ!』
小町
『わかりやしたっ、さぁ乗った乗った!!』
小町は自分の舟に幽霊達を続々と乗せていく
映姫と呼ばれた少女はその小町の姿を見ながら深い溜め息を吐くと、再び対岸の彼岸にある裁判所へと飛び立った
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