937人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日―――――
映姫
『さて、そろそろ来るはずなんですけど……』
朝の仕事を終えて昼の休憩を迎えていた映姫は昼食を瞬時に済ませ裁判所の前で立っていた
すると遠くから人影が近付いて来た
映姫
『来ましたね』
その影はどんどん近付き、はっきりと見える距離まで迫ってきていた
蒼い髪をなびかせながら小町の着ている服に似た服を着用した男が近付いてくる
ふわりと空から舞い降りたその男は外見からして20~25歳といった所だった
『失礼ながら、貴女が四季映姫様ですか?』
映姫
『いかにも、私が四季映姫・ヤマザナドゥです』
『初めまして。
是非曲直庁より命を受け本日より四季映姫裁判長の下、幻想郷支部に転勤となりました。
一条 彗慧(イチジョウ スイケイ)
と申します。どうぞこれからよろしくお願いします』
映姫
『こちらこそよろしくお願いしますね』
2人はがっちりと握手を交わすと互いに目を見つめた
最初のコメントを投稿しよう!