第零章
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「あら、何かしら、これ」 博麗神社前の小さな道端に落ちていた懐中時計を霊夢が見つけたのは、春が始まって間もないまだ暖かい日の事だった。 「時計? にしては古いわね…とりあえず今日一日はうちで保管して、明日村の人達に聞いてみよう」 そう呟いた霊夢は時計を手に今日もゆったりとお煎餅を食べながら過ごすのであった…
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