第壱章

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「ちょっと…! ぅ、ゲホッ…魔理沙のせいでお煎餅のかけらが変なところに入ったじゃない…っ」 「こんな天気のいい日に煎餅ばっか食ってる霊夢が悪いんだろ?」 魔理沙の発言で分が悪くなったのか霊夢はまだ咳込みながら話を逸らす。 「まぁ、いいんだけど…それより朗報って何?」 「話逸らすなよ…まぁいいけど」 「どうやらまた外の世界の住人が来たみたいなんだが、ちょっと変わっててな…」 これが、今や人々が知る『妖時空事件』の発端だった…
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