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大和は鏡を見るなり絶叫した
「どうした大和!ゴキブリか!?」
壁からスルリとバーコードハゲのオヤジが現れた
「てんめ、こんのハゲオヤジ!!」
「あいたたたたたた!ハゲる!ハゲるって!」
大和はスルリと現れたハゲオヤジの頭をつかんでギリギリと力をこめる
「もうハゲてんだろ!てか俺の頭、元に戻せ!!」
実は大和の頭もスルリと現れたオヤジと同様、バーコードハゲになっていた
もちろん、大和は元々バーコードハゲだったわけではない
「てめぇの仕業だってことはお見通しなんだよ!毎朝毎朝、くだらんイタズラばかりしくさって!!」
「ゴメン!わかった!悪かった!悪かったから離して!!頭皮に爪刺さってるから!痛い!痛い!」
ハゲオヤジはジタバタとのたうち回るように声をあげる
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