小さなリボンの女の子

2/4
前へ
/369ページ
次へ
  楠ノ宮学園 そこは県内では有名な、不良だらけの学園。 通称(狼の無法地帯) そこに迷い込んだ子羊は決して逃げられない――――…。 さて、その学園の校門の前に突っ立った女の子がいました。 容姿も学歴も一般的。 よく言えば上の下、悪く言えば中の中。 大きな瞳に小さな体。 頭にはおバカ丸出しな小さな桃色のリボンをつけて――…。 これから先待ち構えている運命を知ろうともしない希望に満ちた瞳―――…。 自分が 6人の王子さま に見初められることも 自分が 狼だらけの無法地帯 に放り出されることも 何も知らない純粋な女の子―――…。 .
/369ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6860人が本棚に入れています
本棚に追加