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私たちはそのまま、花園からでる。
さっきの男、大丈夫かな…。
手当てしないとまずいんじゃ…。
そうこう考えていると金髪少年は私の方に振り返った。
『お前、なんでこんなとこいんの？
女だろ？』
私が聞きたいよそんなこと。
だけどわかるのはただ一つ。
「ま、まちがえちゃって……。
…っていうか！手、離してください。」
金髪少年はそれを無視し、言い続けた。
『お前ここどこだかわかってんの？
元男子校だぞ男子校！その制服はこの学校のやつ。今年から共学になったんだよ！』
金髪少年は間髪いれずに話続けた。
うそ……。
私…どうすれば………。
『今のうちにさっさと入学辞退した方がいいんじゃねえの？』
金髪少年はそう言った。
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