天敵

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  先生は保健室にもどってしまって、ドアの前で私はうろうろとしている。 勝手にはいっていいのかな…? と、ドアのぶに手をかけたときだった。 隣の部屋の扉が開いて、ひとがでてきた。 今日、私のファーストキスを奪い、要注意人物となった赤髪の男がいた。 「…変態男……」 無意識につぶやいていて、私がはっとしてまずいと思って口をおさえたときにはもう遅かった。 『は?』 案の定赤髪の男は反応した。 .
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