天敵

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  とりあえず私は、そっと部屋にはいっていく。 そこはリビングのような小さな部屋で、見渡すとふたつのドアと、トイレとバスルームのドアがあって。 マンションみたいだ。 ふとドアが開いている方の部屋にめをむけるとそこには、ベッドのうえで眠っている男の子がいた。 思わず見とれてしまうほど綺麗な顔―――…。 ――――ブルッ み、身震いが。 やっぱり駄目か。 綺麗な人でもやっぱり男は無理だ。 ほんと、一生治らないんじゃないかな…。 .
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