宣戦布告

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  『そんなに男が嫌いなんだ? でもどうせお前も、一回ヤったら俺のこと求めるようになるから。先輩後輩として、仲良くしようぜ』 ―――バチンッ 「ありえないありえないありえないっ!」 私は耳元で囁くその声に耐えられなくなって、目の前のそいつの顔を思いっきりひっぱたいてやった。 「…っ、あんたみたいな奴に私が惚れるわけないでしょ!? 気持ち悪いこと言わないで!私があんたを求めるようになるなんて、ちゃんちゃらおかしいわ! 顔がよけりゃなんでも許される わけじゃないんだから」 『じゃあ俺に惚れたらお前は 俺に絶対服従しろよ?』 なんだよこいつほんとうに…。 なんでそうなるの? 「ばっかじゃないの」 『俺に負けそうでこわいの?ほんとは惚れちゃいそうで。顔だけの“変態野郎”に』 「っ!ありえな『じゃあ6人。』 「…へ…?」 .
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