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そう言うと先輩は
『わかったから‥
‥離せ』
と言った。
「‥っあ!‥ごめんなさい」
なんで私、抱きついちゃったんだろう。
男嫌いなのに‥。
『‥お前、部屋戻れ』
先輩は優しい笑顔でそう言ってくれた。
私もつられて笑顔で返す。
「はい‥!」
『‥とんだ展開だな。』
見下げると、そこにはさっき橘先輩に殴り飛ばされた男。
『おい女
俺はお前を絶対落としてやるよ
そのうち俺しかいらないってすがりつくようになるよ』
そう言って赤髪男はゆっくりと立って
私の頬にキスをおとした。
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