橘 信也

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俺は野郎を殴り飛ばした。 女を見た瞬間、ゾクッとした。 ぶさいくだからじゃない。 胸が騒いだ。 雰囲気が今までの女とは違っていた。 メイクも何もしていない。 髪の毛も染めていないらしく、黒のサラサラショートボブ。 今時珍しい女。 女は涙をためた大きな目で俺を見つめた。 可愛いかも………。 ってあほか俺は! 俺は我にかえり、野郎に馬乗りして殴り始めた。 はっ 気持ちいいな。 その瞬間 .
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