石田 啓太

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ありえねーよこの女 次殴りやがったら絶対許さねー そう思ってたのに… 夕方、食堂へ行こうと部屋のドアを開けた瞬間 女がいて、こっちを見ていた あの大きな目で 俺は思わずドキッとした 馬鹿か俺は こんな俺に靡かねー女いらねーよ そのとき、女は呟いた 「…赤髪男……」 女はすぐに口をおさえたが。 俺にははっきりと聞こえた 『……赤、髪?』 .
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