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「大地、お疲れ様」
今日も、待っていた。
「仁菜先輩、待っててくれたんすか?」
笑顔で話す彼が可愛らしくて。
「ぅん。ぁ、でもぁたしも部活今終わったとこだから」
「そうですかぁ」
「ねぇ、一緒に帰らない?」
「いいですょ~。着替えてくるんで、ちょっと待ってて下さいね」
そう言って走っていき、友達の中に入っていく。
友達に頭をはたかれたり、ふざけあう彼を見るのが大好きだった。
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