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「そっかぁ…助かった。」 私は息を整えるとペットボトルの蓋を開けて口をつけた。 爽快な少し苦くて冷たいお茶が私の体内に流れ込む。 急いでいた体に気持ちのいい感触がした。うん、おいしい。 私は小さくため息をついた。 今日はまだ昼間だというのに一日が終わりそうなほど疲れた。 しかもこれから始まるゼミの予習だってまだしていない。 私はテキストの3章を開いて目を落とした。
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