愛するがゆえに愛しくて

おかしなルームシェア

朝からこのおかしな状況で
皆でお昼作ったり
商店街散歩したり
昼寝したり
夕飯作ったり
半日を過ぎた頃
『ただいま』
部屋の持ち主が帰宅した
『あっヨウさんですか？
はじめましてカズです。』
何気に良くも悪くも
万が一なんて少し不安もあり
いろんな想像をしていた俺はカズのにこやかな感じに安心した
『ごめんね。いきなり留守中に上がり込んで、はじめましてだねカズよろしくね。』
俺はカズに言った。
『あっコラやすか！イズ！また散らかして～よし俺も飲むぞ。ヨウさんもまた付き合ってくださいね。』
『カズうるさい！！せっかく３人で楽しんでたんだから。早くツマミ作って。』
やすかに言われると
カズはビール片手に
『わかったよ～なに食べたい？』と言いながらツマミを作りはじめた
『ピザ食べたい！』
『ねぇよそんなの！』
『カズピザデリ頼んで』
『これで我慢しろ！』
こんなやりとりをして皆で和気あいあいとまた飲み始めた。