第1章 ザムツ戦争開戦

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 捜すこと5分。 「あ、居たいた!おーい、ホーリー・リーダー!」  走って捜していたので、ゼイゼイいいながら歩み寄る。 「ん?ああ、どうかしたか?」  振り向き、何事かと思っているようだ。 「俺達に何かすることないですか?」 「いや、いい、お前達は客人だ手伝わされんよ。それに、エース部隊だ、またいつ出撃かも知れん、疲れさせれんよ」  皆を助けたい一心で志願したのだが、綺麗に道理が通ったので反論できない。 「燃料補給が終わって出撃まて待ってろ」 「わ、わかりました」 「何だって?」 「待ってろ、てことだ。エース部隊だからって優遇されてるのかな」 「そうか」  岩本も若干不満に思いながらも上司に当たる、ホーリー・リーダーの言う事に従うことにする。 「残弾数はどのぐらいだ?」 「剣のが120、俺のが100弱、楯のが120ってとこだ」 「一応半分はあるか」  いつ敵さんが来てもある程度対抗は出来るぐらい弾は残っていた。
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