第1章 ザムツ戦争開戦

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「しかし、50機とか来て見ろ、100発じゃ~10機がせいぜいだ」  航空戦闘で百発百中とはまずいかない、出来るだけ無駄弾を使わないようにしなければ。 「来ないことを祈りましょう」  4時間後  もう夜中のホーリーソイル軍港にソリテュード率いる第7艦隊が寄港した。(消火活動はだいたい終わっている)  しかし、寄港したのはいいがドックも破壊され、補給艦もいないで、本当に寄っているだけだった。  ホーリーソイル護衛基地 「ソリテュードに帰るぞ」 「こんな夜中に!?」  もう日は代わり午前1時近く、なのに帰るらしい。その理由は、「夜間着艦訓練をかける」ということだそうだった。 「そうか、眠いのに…」 「寝ないでよ」  そんな冗談を交えながら、帰る準備をしだす。  15分後。 《こちら官制塔、ブルー隊、離陸を許可する》 《ブルー隊離陸する》  ブルー隊の3機は闇夜に紛れて、ソリテュードへ帰って行った。
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