第1章 ザムツ戦争開戦

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 ソリテュード司令室 「今朝、軍令部から連絡があった。戦艦エッジ率いる第五艦隊は空母ソリテュード率いる第七艦隊に編入せよ、との事だ」  戦艦エッジ率いるといっても、もはや艦群、第五艦隊は戦艦一隻、駆逐艦五隻と寂しい艦隊になっていた。 「それと艦修理、補給の為に北のアルマギルス軍港へ向かう」  ホーリーソイル軍港は復旧までめどが立たないため、一番近くの軍港、アルマギルスへ向かうらしい。 「アルマギルスまでは約三日だ、途中飛行隊は出撃があるかもしれない、いつでも出撃出来るよう準備しておけ」 「ブルー隊、了解しました」 「ソリュー隊、了解しました」 ミーティングが終わり各自部屋に戻った。  ブルー隊室  笹井剣  岩本功矛  菅野楯 「アルマギルスか~、あそこは戦艦が入るドックはあるのか?」  アルマギルスはホーリーソイルに比べてかなり小さな軍港、ホーリーソイルは大きなドックがうじゃうじゃあるのだが、アルマギルスに大きなドックがあった記憶がない、笹井は心配に思う。 ※ソリュー隊 那岐 ソリュー1 海咲 ソリュー2 忠野 ソリュー3 糸和 ソリュー4
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