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あいつはまた僕に近寄り僕が涙目で睨むとあいつは2歩さがった
…?
不思議に思った僕はあいつの顔を見た
「////」
…???なぜ赤いの?…
あいつの顔は赤かった
「//うっゔゔん」
ビクッ!!
「あっ!!すまん…」
急に咳払いするからびっくりした僕
「ところでお前名前は?」と聞いてきた
……名前…僕の名前は…何?…
とりあえず口パクで言ってみた
「…ボクハ…ナマエガ…ナイ」
?
「お前喋れないのか?」
コクン
頷いたらあいつは紙と鉛筆を持ってきた
「これに書けばいいから」
…納得…
僕は紙に『名前はない』と書いた
「は!?名前がないって…ハァ…どうするんだよ…」
僕は考えて紙に書いた
『あなたが名前決めて』
「…俺は母親かよ…じゃあ志季(シキ)は」
『しき?』
「そ、志季…駄目か?」
『気に入った』
僕は笑顔でそう書いた
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