日常の終わり―出逢い

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ピンポーン ガチャ… 扉を開けると、ランドセルを背負った2人の少女が不安そうな表情で佇んでいた…。 『…お兄ちゃんが、桐山煉さんですか?』 長い髪の少女が丁寧な口調で尋ねてきた。 『そうだけど…。君たち…誰?』 『…お世話になります!おにーちゃん♪』 ショートカットの少女が妙な事を言った。 (お世話って何だ…?) 『…えーっと、とりあえず上がる…?』 『…お邪魔します…』 『お邪魔しまーす♪』 2人の少女を、部屋に招き入れた…。
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