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『…えーっと…』
名前も解らず、言葉に詰まっていると…。
『…私が姉の優希、12歳です…この子が…』
優希か、小学生とは思えない程に落ち着いていて、しっかりした子だ…。
長い黒髪でお人形のように可愛いかった。
『…妹の優奈でーす!12歳でーす♪』
元気な方が優奈ね。
ショートカットの髪に、サイドで莓の
飾りが付いたヘアゴムで結っていた。
並んで見ると2人ともそっくりだな…
歳も同じだし双子って奴か…?
俺がマジマジと2人を見比べていると、
『…あんまり見られると
恥ずかしいです///////』
優希が顔を真っ赤にして俯いてしまった。
『ぁ~♪お姉ちゃん…お顔が真っ赤~♪』
と、優奈は楽しそうに茶化していた…。
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