日常の終わり―出逢い

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この春、高校にも無事に入学し平穏に暮らしていたある日の休日…。 マンションの広い部屋で、することもなく惰眠を貪っていた… 高校では、それなりに友達もできたが遊びに来る程の仲の友達はいなかった。 というか、遊びに来たら絶対驚くよな…? 高級マンションで1人暮らしってさ…。 そんなワケで、俺は今まで広く浅くの友達付き合いしか、してこなかったのだ。 別に寂しくない訳でもないが、せめて可愛い彼女ぐらいほしいぜ…。 まぁ、あまりオープンにもできないし。 俺が愛人の息子って世間にバレたら、会社や学校でスキャンダルの嵐だ。 こんな生い立ちだが、俺は日々平穏な暮らしを求めているのだ。
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