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無言のままの俺を無表情で見てくる山下に痺れを切らしたのは、言うまでもなく…
煙草を口から外してベッド横のテーブルに置いた。
その様子を見守っていた山下は、無意識なのか唾液を飲み込んだ。
グイッ―!
「ちょッ…!んんっ」
抵抗をみせる山下をベッドに抑えつけ、口付けをした。
「…ッ……満足ですか?」
唇を放すと挑戦的な眼差しを向けてくる山下。
―――犯したい
綺麗すぎる美形を前に、俺の中で醜悪な下心が芽生え始めていた。
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