Prologue

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僕も愛美も、ロンドンで生まれ、ロンドンで育った。 周りが皆英国人で、不安がる日本人の僕をいつも支えてくれたのは愛美だった。 共に遊び、時に喧嘩をし、いつしか僕は──愛美が好きになっていた。 友人としてじゃない。 男と女として。 ずーっと一緒だった愛美……… 「そういえば──…悠斗くん」 「何?」  
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